[0:00]ここ数日で驚くべき需要があったというアンスロピックですが、そのAIクロードはアメリカとイスラエルによるイランへの攻撃作戦にも使用されたと伝えられ話題になっています。
[0:13]アンスロピックのクロードは何がすごいのか、これまでのAIとの違いなどを含めて読み解きます。
[0:19]ゲストご紹介します。企業向けのAIシステムを手がけるレイヤーX執行役員の中村龍也さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
[0:30]まずはAIの市場に関するデータをご覧ください。
[0:34]左のグラフは生成AIの脳やエンジンと言われる大規模言語モデルのシェアを示していて、去年オープンAIを抜いて1位となったのがアンスロピックのクロードです。
[0:46]また、右のグラフはソフトウェア開発におけるコーディングという作業で使われるAIのシェアで、こちらでは50%以上をクロードが占めるという結果になっています。
[0:58]中村さんの会社でもこのアンスロピックのクロードを活用されていそうですね。
[1:03]はい、弊社AIシステムの会社でして、業務のアプリケーションをお客様に提供しているんですけれども、実際システム開発にクロードコードを使っています。
[1:14]で、非常に便利でして、ほとんどみんなが使ってるんじゃないかなと思います。
[1:20]従来AIによるプログラミングの支援というと、人間があくまで作業をして、助けてくれるっていうぐらいの存在だったんですけれども、クロードコードに関しては人間の
[1:32]エンジニアを左右しているのに近い感覚でして、こういうものを作ってほしい、こう直してほしいっていう風にこの話し言葉で指示をすると、その通りに作ってくれると
[1:43]いうところで飛躍的に生産性が上がっていると言えるかなと思います。 障害の影響を受けたってことですね。
[1:48]はい。残念ながら今日ですね、障害ありましたので、仕事が止まりました。
[1:51]もう普及はしているということですよね。
[1:54]そのエンジニアからの指示を得ているクロードですけれども、今年1月にコワークというツールを発表しました。
[2:00]こちらはエンジニアではない人でも直感的に触ることができるというので大きな話題となりました。
[2:08]そこで番組スタッフが実際にクロードコワークを試してみました。こちらご覧ください。
[2:16]こちらの画面右側にあるのがクロードのアプリケーションです。
[2:22]今回はこの番組でも取り上げる機会が多いアメリカのNVIDIAについて決算資料を元に純利益の推移のグラフを作るよう指示を出しました。
[2:34]するとAIがインターネットブラウザを自動で立ち上げてNVIDIAの会社のウェブサイトにアクセスをし始めました。
[2:44]一見人間が動かしているように見えますが、これはAIが自ら必要な情報を検索しているんです。
[2:52]10分ほど経ってから指定のフォルダを開くと、このようにExcelファイルができていました。
[2:59]クリックすると指示した通りにNVIDIAの純利益のグラフが仕上がっていたんですね。
[3:08]さらにデータが合っているのか確かめるため、元の資料をまとめるよう指示したところ、このように24回分の決算資料から必要な箇所を画像で抜き出し
[3:22]1つのPDFにまとめてくれました。
[3:26]グラフを作って元のデータも集めてくれるということで、完全に私よりもスペックが高いなと思うんですが、このクロードコワークならではの利点というのはどんなところにあるんでしょうか?
[3:37]そうですね、元々先ほど申し上げたクロードコードというものがエンジニア向けに非常に使われていたんですけれども、その機能をデスクトップアプリケーションからエンジニアではない人にとっても使いやすいようにしてるという
[3:55]のが大きな違いかという風に思います。 その上で具体的にプログラミング以外に先ほどの調査、資料作成だったりとか、契約書レビューとかそういった具体的なサンプルをリリースしたことによって、ソフトウェアっていうのはいらなくなる
[4:14]のではないかというので株価に大きな影響を与えているというのは現状でございます。
[4:19]それが、ま、サースの詩と言われているものだと思うんですが、クロードを使うとソフトウェアの開発が飛躍的に早くなるということで、実際その中村さんも会社で使ってみて開発期間という
[4:24]のは早くなったんでしょうか? そうですね。例えばこういうものを作りたいっていう議論をする時に、これまでであればたくさんプレゼン資料を作って色々と言葉のデザインをして、それで初めてプログラミングを
[4:39]しようとなってたのが、今の場合は資料を作るよりも作ってしまった方が早いとなっているので、もう作ってしまってこんなんどうですかという風に議論が始まると
[4:51]いう点では非常に早くなっているという風に思います。 いきなりプロトタイプから始められるっていう、そういうことですね。 おっしゃる通りです。 動くものから議論ができるとっていうところです。
[4:56]それはでも、ここの、あの絵にあるようにある程度ユーザーのパソコンの中で何かこうデータがあって、そのデータを組み合わせて作っていくということなんでしょうか。
[5:06]そうですね。あの、自分の企業がどういうビジネスをしていてというような背景情報を与えた方が精度が上がってくるんですけれども、それがなくてもかなり活躍するようになってるという
[5:17]風に思います。 ただ気になるのがその料金ということで、個人向けのプロプラン、月額20ドルのプランと100ドルから使えるプランが用意されています。
[5:30]100ドルですと1万5000円ほどということで、法人向けは企業に応じて料金が変わるという設定になっています。
[5:36]まあ、高額にも思えるんですけれども、このコストに関しては実際お使いになってどう考えてらっしゃいますか。
[5:42]そうですね、従来のこういったサービスと比較すると非常に高額ではあるんですけれども、これだけパワフルで1人1人のエンジニアのパフォーマンスが100倍上がると
[5:54]なると考えると安いものという風に捉えられるかなと思います。
[5:57]一方で、ちょっと見過ごされているコストがあるかなと思っておりまして、AIサービス自体のコストというよりはAIが作ったソフトウェアをメンテナンスするコストというのはやはりまだまだ存在しています。
[6:09]今回サースイズデッドという風な議論がありますけれども、AIにこういうものを作ってほしいと指示をして90%のものは作ってくれたとしても残りの
[6:20]10%を埋めるというのは非常に大変で、自分たちが使うシステムというのを毎日メンテナンス、補償し続けるという風に考えると、例えば10人ぐらいしかいない
[6:30]企業さんにとっては自分たちでAIを使って自分たちのアプリケーションを作るというのはまだまだ難しいのかなという風には思っています。
[6:36]作ったものを実際ちゃんと動くように、そして自体に適用するようにするっていうのにも、やっぱり人間側のある程度の知識だったりとか技術がいるってことなんですか?
[6:46]そうですね。自分たちの仕事はどういう風になっていて、どういう画面でどういう仕組みのソフトウェアを作るんだというのを指示する側の人間は必要ですので、ここを
[6:56]理解してる人の方がパワフルなAIの恩恵を受けやすいですし、これが無い場合はなかなか恩恵を受けにくいっていうのはあるのかなと思います。
[7:03]このクロードが出してきたコードにしろ、コワークにしろ、このクロードの製品がですね、GoogleのGeminiとかですね、オープンAIのGPTとかに比べ
[7:12]て一体どこら辺が優秀なのか、ま、例えばこれ自律的に作業するっていう話ありますけど、その自律性がやっぱり秀でてんのか、それともなんか仕上がりがいいとか色々あると思うんですけど、その辺いかがですか。
[7:24]そうですね。指示したものを自分で考えてやってくれるという自律性に関しては、今非常にクロードコワークはトップを走ってるんじゃないかなと思います。
[7:33]が、やはりこういったAIを作る会社は非常に日々進化していますので、現時点で行くとその差は縮まっている部分もありますし、未来英語クロードコードが1番いいかというのはまた
[7:44]別の話かなという風に思います。 じゃあいつ変わるか分からない。 おっしゃる通りです。 なるほど。 使う側からするとその自律的っていうのもちょっと怖いなというか、そのパソコンの中を自由自在にこう見られてしまって、あの見られたくないものまでっていうようなところもあるのかと思うんです。そのあたりの
[7:59]心配っていうのはないんでしょうか? そうですね。AIに対してガードレールみたいなものっていうのは置くことができますので、この処理に関してはここまでしか見ちゃいけませんよとかっていうのは設定が可能です。
[8:10]あ、でもやっぱり設定するのにもね、ちゃんと勉強して設定しないといけないというところですね。
[8:14]理解していないとセキュリティ的な懸念があるというところですね。
[8:17]進化のスピードが早い生成AI企業や私たちはどのように付き合えば良いのでしょうか?
[8:23]またAIと安全保障についても考えます。



